パナソニック 新型電池生産強化で用地取得へ テスラ供給を想定

パナソニックは、EV=電気自動車用の新型電池の生産を強化するため、アメリカで工場用地を取得する方針を固めました。アメリカのEVメーカー、テスラへの供給を想定し、数千億円規模の大型工場とすることを視野に、量産技術の確立などを急ぎたい考えです。

関係者によりますと、パナソニックは、EVの航続距離を大幅に伸ばす大容量の新型リチウムイオン電池の生産体制を強化するため、アメリカで工場用地を取得する方針を固めました。

新型の電池は、EV専業のメーカーでは世界最大のテスラに供給することを想定しています。
テスラは現在、新たな工場をテキサス州で建設していて、パナソニックでは、この工場に近い、南部のオクラホマ州や、中西部のカンザス州の土地を候補としています。

取得額は数十億円規模と見られます。

次の段階として、数千億円規模で工場の建設や生産設備を導入することを視野に入れていますが、会社では、同じ電池の生産を先行して開始する和歌山県の工場で、コストを抑える方法や量産技術などの確立を急ぎ、最終的に投資を判断することにしています。

EV用の電池をめぐっては、中国や韓国のメーカーが、世界でのシェアを伸ばしていますが、パナソニックとしては、テスラとの協業を深めることで競争力を引き上げられるかが焦点となります。