日本在住のロシア人親子 “ロシア人への差別起きないか不安”

ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、千葉市で料理店を営むロシア人の親子は、ウクライナにいる親族や知人の安否を心配するとともに、日本で暮らすロシア人への差別などが起きないか、大きな不安を感じています。

ロシア人のステッツク・アナスタシアさんと娘のダイアナさんは、4年前から千葉市中央区でロシア料理店を営んでいて、ウクライナの伝統的な家庭料理、ボルシチは看板料理の1つです。

首都キエフなど、ウクライナには親族や知人らが住み、ロシアの軍事侵攻以来「朝から爆弾の音がしている」「どこに逃げればいいか、いつ死ぬか分からない」などと、SNSで悲痛なメッセージが届いていて、2人は親族らの安否を心配していました。

ダイアナさんは「助けたいけど、どうしていいか分からず、とてもつらいです。ロシアはすぐに戦争をやめて、被害にあった人たちを助けるべきです。皆が安心して暮らせる平和な世界になることを願っています」と話していました。

さらに2人は、日本で暮らすロシア人への差別やいやがらせが起きないか、大きな不安を感じているということです。

今、インターネット上では、ロシア人に対するひぼう中傷が書き込まれていて、ダイアナさんのSNSにも「母国に帰れ」という書き込みがあったといいます。

ダイアナさんは「とても怖いです。私たち日本にいるロシア人は、戦争に関係ないのに、何をされるか分からずとても不安です」と話していました。