ウクライナ象徴する“ひまわり” の絵 SNS投稿で平和を願う

ロシアに侵攻されたウクライナの人たちに心を寄せようと、ウクライナを象徴する花、ひまわりの絵を描いてメッセージとともにSNSに投稿しようという動きが広がっています。

この取り組みを企画したのは東京外国語大学4年生の山崎有紗さんです。

山崎さんは、3年前の夏から1年ほどウクライナの首都、キエフの大学に留学した経験があり、ホストファミリーや友人を思う気持ちがきっかけとなり、留学関係で知り合った仲間とともに始めました。

それぞれが描いたひまわりの絵とともに「#PrayForUkraine」(ウクライナのために祈ろう)「#SunflowerFromJapan」(日本からひまわりを)という、2つのハッシュタグをつけて投稿するよう呼びかけていて、SNS上では、さまざまなタッチで描かれたひまわりの絵や写真ととともに、平和を願うコメントが寄せられています。

山崎さんは「寄付だけでなく『応援している』という気持ちを伝えるだけでも意味があると思っています。ひまわりは、ロシアでも親しまれている花なので、双方の国の人たちが平和で心穏やかに過ごせるようになってほしい」と話していました。

また、ウクライナからの留学生で、この取り組みに参加しているアンナ・シンカレツカさんは「遠く離れた日本で心配してくれる人がいることが本当にうれしいです」と話していました。