香川県「まん延防止」再延長を要請

新型コロナウイルス対策で今月6日が期限となっている、まん延防止等重点措置について、香川県の浜田知事は、県内の感染状況を踏まえると対策を緩める状況にはないとして、政府に対し再び延長するよう要請しました。

新型コロナウイルス対策として香川県を含む31の都道府県に適用されている、まん延防止等重点措置は今月6日に期限を迎えます。

ただ、香川県では先月14日以降、検査数が少ない日曜日や祝日を除くと、感染者の数が400人を超える状況が続いているうえ、10代以下や高齢者に感染が拡大していて、学校や未就学児を預かる施設、それに高齢者施設などでは集団感染が相次いでいます。

こうした状況を受けて香川県の浜田知事は3日午前、記者会見し「感染の連鎖に歯止めがかからない状況が続いており、新規感染者数が依然として高い数値で推移している。重点措置を解除して対策を緩める状況にはなく、再度延長を要請することはやむをえない」と述べました。

そして、浜田知事は政府に対し、重点措置を再び延長するよう要請しました。