静岡県 6日期限の「まん延防止」 政府に再延長を要請へ

新型コロナウイルスの感染者数が高止まりする中、3月6日に期限を迎えるまん延防止等重点措置について、静岡県が3日午前、政府に再延長を要請する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。

静岡県は、1月27日からまん延防止等重点措置が適用され、先月20日には一度延長となり、今月6日までが期限となっています。

県内では、一日当たりの新規感染者数は2日が1404人で、依然として高止まりが続いていて、病床使用率も50%を超える状況が続いています。

こうした状況を受けて、県は3日午前、幹部で対応を協議し、まん延防止等重点措置について、感染者数が高止まりしていることや病床使用率が50%を上回っていること、さらに重点措置を解除した場合のリバウンドへの警戒から、3日午前中に政府に再延長を要請する方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。

延長の期間については、ほかの県などに合わせた2週間程度が適当だとしながらも政府の判断に委ねるということです。

川勝知事は、3日午後会見して正式に再延長の要請を表明する予定です。