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NY原油市場 先物価格 一時114ドル台まで上昇 2011年5月以来

ニューヨーク原油市場では厳しい経済制裁を受けているロシアから原油の供給が滞る懸念が一段と強まり、国際的な原油の先物価格が一時、10年10か月ぶりに1バレル=114ドル台まで上昇しました。
ニューヨーク原油市場では2日、国際的な指標となるWTIの先物価格が一時、1バレル=114ドル台まで上昇しました。

114ドル台をつけるのは2011年5月以来10年10か月ぶりです。

これは、ウクライナへの軍事侵攻によって、国際的な決済ネットワークからの締め出しなど厳しい経済制裁を受けているロシアから原油の供給が滞る懸念が一段と強まったためです。

さらに2日には、サウジアラビアなど主な産油国が4月も追加の増産を見送ることを決め、世界的な供給不足への警戒感が広がったことも価格の上昇につながっています。

IEA=国際エネルギー機関の加盟国は、協調して6000万バレルの石油備蓄を放出することで合意しましたが、市場関係者は「軍事侵攻が長期化するとの見方もあって、先行きの不透明感から原油価格の上昇に歯止めがかからなくなっている」と話していて、国内のガソリン価格などに値上がりの圧力が強まる可能性が出ています。

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