ウクライナ非常事態庁 “2000人以上の民間人が死亡”と発表

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続くなか、ウクライナの非常事態庁は2日、軍事侵攻が始まった先月24日からこれまでに2000人以上の民間人が死亡したと発表しました。ただ被害の詳細は明らかにしていません。

非常事態庁は「ロシア軍は、この7日間で交通インフラや住宅のほか病院、幼稚園など多くの民間施設を破壊した」とロシア軍の行為を強く非難しました。

バイデン大統領 “民間人狙ったか”問われ「明らかにそうだ」

アメリカのバイデン大統領は記者団からロシアが意図的に民間人がいる場所を狙ったと考えられるかと問われ「明らかにそうだ」と述べました。

一方で、ロシアによる攻撃が戦争犯罪にあたるかどうかについては「われわれは事態を注視している。判断するには時期尚早だ」と述べるにとどまりました。