▽1つ目は、子どもは大人と全く異なるイメージを抱いていることがあるので、子どもが話したいと思うときに耳を傾け、質問できる時間を持つことが大事だとしています。
▽2つ目は、幼い子どもと年長の子どもでは理解も異なるため、年齢に応じた説明をすること。
▽3つ目は動揺も含めて子どもの気持ちを否定せずに受け止めること。
そして
▽4つ目に「これは大人が解決すべき問題」だと伝え、今までどおり遊んだり友達に会ったりしていいと伝えることが重要だとしています。
そのうえで
▽5つ目として、「助けたい」と思っていたらその気持ちを応援し、平和を呼びかける絵を描いたり募金活動をしたりすることで、子ども自身も解決の一端を担っていると感じることができると呼びかけています。
「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の赤坂美幸マネージャーは「年齢の低い子どもは、映像の中の出来事を自分の周りで起きている状況と捉えて不安を感じる可能性もある。周りの大人の心がけが子どもの心の健康に寄与するので参考にしてほしい」と話しています。
子どもが不安や緊張も 戦争について話すときの5つのポイント
緊迫するウクライナ情勢に関する情報により、子どもが不安や緊張を抱いている可能性もあるとして、国際的に活動するNGOが子どもと戦争について話すときの5つのポイントをまとめ参考にしてほしいと呼びかけています。
子どもの支援に取り組む国際的NGO「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」は、ウクライナ情勢に関する情報に触れる機会が増え、子どもが過度に不安や恐怖を抱く可能性があるとして、心理の専門家とともに戦争について話すときの5つのポイントをまとめホームページで公開しました。