愛知県「まん延防止」延長 政府に要請 病床使用率が高水準など

新型コロナウイルス対策をめぐり、愛知県は依然として県内の病床使用率が高い水準にあるなどとして、今月6日が期限のまん延防止等重点措置を延長するよう2日午前、政府に要請しました。

新型コロナウイルス対策で、愛知県など31都道府県に適用されているまん延防止等重点措置は、今月6日が期限となっています。

愛知県は、県内の感染状況について一日当たりの新規感染者数は減少傾向にあるものの、依然として病床使用率が高い水準にあり、対策を継続する必要があるとして7日以降も、まん延防止等重点措置を延長するよう2日午前、政府に文書で要請しました。

要請では延長の期間には触れていませんが、大村知事は1日の会見で「2週間で入院状況が劇的に改善するのは難しく、3週間はあってもいいのではないか」と述べています。

愛知県では現在、県内全域を重点措置の対象として飲食店への時短要請などが行われていて、県は政府の対応を見ながら来週以降の具体的な対策の内容を検討する方針です。