トヨタ きょう全工場で稼働再開 取引先へのサイバー攻撃

取引先の部品メーカーのシステム障害の影響で1日、国内すべての工場の稼働を停止したトヨタ自動車は、暫定的なネットワークでこのメーカーと部品の発注などに関するデータをやり取りできるようになり、2日、稼働を再開します。

トヨタは、愛知県豊田市にある取引先の部品メーカー「小島プレス工業」で発生したシステム障害の影響で、1日、子会社のダイハツ工業と日野自動車を含め、トヨタ車を製造するすべての工場の稼働を停止しました。

このうち、岐阜県にあるグループ会社の工場では設備の点検などを行っていました。

これらの工場以外でも、静岡県浜松市の部品メーカーでは、トヨタ向けの製造ラインを止める措置を取り、ウイルス対策ソフトのレベルを引き上げるなどの緊急対策を行っていました。

トヨタの取引先でのシステム障害はサイバー攻撃によるもので、このメーカーは、一部のサーバーでウイルス感染や脅迫メッセージが確認されたことを明らかにし、復旧作業を進めています。

一方、トヨタは暫定的なネットワークでこのメーカーと部品の発注や納品のデータをやり取りできるようになり、2日、全工場の稼働を再開します。

多くの企業がかかわるサプライチェーン全体をサイバー攻撃からどう守るかが、ほかの産業でも課題となりそうです。