京都府知事 「まん延防止」を政府に延長要請 3月6日が期限

3月6日が期限のまん延防止等重点措置について、京都府の西脇知事は政府に延長を要請したことを明らかにし、感染者の数を減らすため飲食店への時短要請などの継続が必要だという考えを示しました。京都へのまん延防止等重点措置は今月6日が期限となっています。

これについて西脇知事は1日午後、記者団に対し持ち回りで対策本部会議を開いて政府に措置の延長を要請することを決めたうえで、山際新型コロナ対策担当大臣に要請したことを明らかにしました。

この中で西脇知事は「感染者数が減少局面に入っていることは間違いないが、入院患者向けの病床使用率とともに高い水準で推移している。もう一段、感染者の減少のために努力する必要がある」と述べました。

措置が延長された場合については、政府の基本的対処方針に大きな変更がなければ、対象地域は引き続き府内全域とし、現在、実施している飲食店に対する営業時間短縮の要請など現状の対策の継続が必要だという考えを示しました。

延長の期間については、2週間から3週間が適当だとしながらも政府の判断に委ねる意向を重ねて示しました。