トルコ 黒海につながる海峡で艦艇の通過制限 ウクライナの要請

ロシアのウクライナへの軍事侵攻が続く中、トルコのエルドアン大統領は、ウクライナ政府の要請を受けて地中海から黒海へとつながる2つの海峡で艦艇の通過を制限する措置をとると明らかにしました。

トルコのエルドアン大統領は2月28日、閣議後の記者会見で、「ロシアのウクライナ領土への攻撃は認めることができず、ウクライナ政府と国民の戦いを称賛する。危機の拡大を防ぐために私たちの国に与えられた権限を行使することにした」と述べ、国際条約に基づいて、トルコが管理するダーダネルス海峡とボスポラス海峡で艦艇の通過を制限する措置をとると明らかにしました。

2月24日にロシアによる軍事侵攻を受けたウクライナ政府側から海峡封鎖の要請があり、トルコがこれに応えた形です。

トルコは、NATO=北大西洋条約機構の加盟国ですが、ロシアと経済や兵器の取り引きでつながりが強く、これまで制裁には否定的な立場を示していました。