中小企業対象 3回目のワクチン集団接種始まる 東京商工会議所

新型コロナウイルスの感染拡大の第6波を受けて、中小企業を対象にしたワクチンの3回目の集団接種が、28日から東京 千代田区の東京商工会議所で始まりました。

この集団接種は、東京商工会議所と医師会などが連携して行うもので、初日の28日は会場の様子が報道陣に公開されました。

感染拡大の第6波を受けたこの3回目の集団接種は、東京商工会議所の会員で、従業員が50人未満の中小企業の経営者や従業員が受けられるようになっています。

会場では、事前に予約した人たちが、医師の問診を受けたあと、順番に接種を受けていました。

一日当たりおよそ270人が接種を受けられるということで、4月15日まで実施されます。

このうち3月は日曜と祝日が休み、4月は土日が休みとなります。

接種を受けた30代の男性は「仕事で直接、人と接することがあるので、周りへの影響を考えて、早めに打ちたいと思い接種を受けました。コロナは続くと思うので、テレワークなど、コロナ禍での働き方を引き続き実践していきたい」と話していました。

中小企業などを対象にした3回目の集団接種は、今後、各地の商工会議所で行われる予定で、そのほか経済同友会も、28日から始まった東京を含めて全国20か所で実施することにしています。