俳人 稲畑汀子さん死去 日本最古の俳句雑誌「ホトトギス」主宰

俳句雑誌「ホトトギス」を主宰し、俳句の普及活動にも尽力した俳人の稲畑汀子さんが27日、心不全のため兵庫県芦屋市の自宅で亡くなりました。91歳でした。

稲畑汀子さんは神奈川県出身で、ともに俳人だった祖父の高浜虚子や、父の高浜年尾から手ほどきを受けて、幼いころから俳句に親しみました。

1979年に俳句雑誌「ホトトギス」の主宰を父から引き継ぎ、1987年には日本伝統俳句協会を設立して、伝統的な俳句の普及や継承に力を尽くしました。

「ホトトギス」は、1897年に創刊された日本最古の俳句雑誌で、現在まで125年にわたって刊行が続き、去年の12月号で1500号を迎えています。

全国から俳句を集めて選評する番組「NHK俳句」では、選者や講師として出演し、2019年にはNHK放送文化賞が贈られています。

家族によりますと、稲畑さんは最近まで精力的に仕事を続けていましたが、27日に心不全のため兵庫県芦屋市の自宅で亡くなりました。

91歳でした。