ウクライナ ロシアとベラルーシでの交渉拒否も “他地域なら”

ロシア大統領府のペスコフ報道官は27日、ウクライナとの交渉のため、代表団をベラルーシ南東部のゴメリに派遣したと明らかにしました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領の反応についてロイター通信は、ロシアによる侵攻に加担しているとしてベラルーシでの交渉を拒否する考えを示したものの、ほかの地域での交渉には応じる姿勢だと伝えています。

ゼレンスキー大統領 ベラルーシ拒否も代わりの場所提示

ウクライナのゼレンスキー大統領は27日に公開した動画で、ロシア側がウクライナとの交渉のためベラルーシに代表団を派遣したとしていることについて「ベラルーシからの攻撃がなければそこで話し合えたはずだ」と述べ、ロシアによる侵攻に加担しているとしてベラルーシでの交渉を拒否しました。

一方で、その代わりとなる場所としてポーランドや、スロバキア、ハンガリー、トルコ、それにアゼルバイジャンの都市の名前を挙げたうえで「話し合いは誠実なものとなり、戦争に終止符を打つことができる」と述べて別の場所であればロシアとの交渉に応じる考えを示しました。

また、ゼレンスキー大統領は現地の状況について「昨夜の攻撃は厳しいものだった。住宅地や生活インフラへの攻撃が行われた」と述べて、軍の施設以外の場所も攻撃を受けていると強調しました。

ロシア大統領府報道官「軍事作戦による行動 停止することない」

ロシア大統領府のペスコフ報道官は27日、ウクライナのゼレンスキー大統領が、ベラルーシでの交渉を拒否したことについて「ベラルーシのゴメリでの交渉は、ウクライナ側が、会談の場所として提案してきたものだ。すでに述べたように、ロシアの代表団は、会談に応じる用意がある」と主張しました。

また、ペスコフ報道官は「今回は軍事作戦による行動を停止することはないと、ウクライナ側に警告している」と述べ、軍事作戦を続けると威嚇しました。