ロシアの軍事侵攻に抗議 世界各地で大規模デモ

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から初めてとなる週末、大規模な抗議デモが世界各地で行われています。

ジョージア イタリア イスラエル メキシコで

▽このうち、2008年にロシアによる軍事侵攻を受けたジョージアでは、連日大規模なデモが続いています。

26日、首都トビリシの中心部には数千人が集まり、ウクライナとジョージアの国旗を掲げながら「戦争反対」などと抗議の声をあげていました。

参加した女性は「ウクライナの人々との連帯を表明します。平和を望んでいます」と話していました。

▽イタリア北部の中心都市ミラノの広場には、26日、数千人が集まり、イタリア語で「平和」と書かれた巨大なレインボーカラーの幕を広げて、ロシアによる軍事侵攻を非難していました。

▽中東イスラエルでも26日、最大の商業都市テルアビブの中心部に数千人が集まりました。

集まった人々はウクライナの国旗や「プーチンを止めろ」などと書かれたプラカードを掲げながらシュプレヒコールをあげていました。

参加したモスクワ生まれの女性は「私たちは人々が殺されることを望んでいません。この状況をすぐにでも止めたい」と話していました。

▽さらに中米のメキシコでは26日、赤い涙のようなペイントを顔に塗った人たちが、首都メキシコシティーにあるロシア大使館の前に集まって抗議活動を行いました。