ロシア軍 “ハリコフのガスパイプライン爆破” 現地メディア

ウクライナのメディアは、27日午前1時半ごろ、ロシア軍が、北東部のハリコフのガスパイプラインを爆破したと伝えました。
ウクライナの政府機関がSNSに投稿した映像では、夜空に炎と煙が高く上り、大きく広がる様子が映っていて、大規模な爆発が起きた様子がうかがえます。
けが人の情報は明らかになっていません。

ロシア軍 ウクライナのインフラ施設に相次ぎ攻撃

また、首都キエフから南に30キロほど離れた都市では、27日未明、大規模な爆発がありました。

地元の州知事は、SNSを通して現地の石油貯蔵施設に対してロシア軍から攻撃があったと明らかにしました。

周辺には空軍の飛行場があり、そこでもロシア軍との戦闘が続いているということです。

また、ウクライナ政府の原子力関連機関によりますと、27日の未明、キエフ市内にある放射性廃棄物の貯蔵施設にロシア軍のミサイルが撃ち込まれたということです。

ウクライナのメディアは、ミサイルは貯蔵庫のフェンスを直撃したものの貯蔵庫自体には当たっていないと伝え、政府の原子力関連機関も現時点で周辺の住民への影響はないとしています。