ロシア航空機 ブルガリア チェコが乗り入れ禁止へ 対抗措置も

ウクライナへの軍事侵攻に対する制裁の一環として、ブルガリアとチェコは26日までにロシアの航空機の乗り入れを禁止する措置に踏み切ることを明らかにしました。ロシアもこれらの国に対して上空の飛行を禁止する措置をとったと現地メディアが報じています。

ヨーロッパ各国の交通当局によりますと、イギリスが24日にロシアのアエロフロート航空のイギリスへの発着を禁止すると発表したのに続き、ブルガリアとチェコも26日までに同様の措置に踏み切ることを明らかにしました。

ポーランドの交通当局も禁止の方針をSNSで明らかにしています。

ロシア国営のタス通信によりますと、ロシアも26日、これらの国の航空機がロシア上空を飛行することを禁止する対抗措置をとったということです。

ヨーロッパ各国のロシアの航空機の乗り入れ禁止をめぐってAFP通信は27日、これらの国以外にも、エストニア、ラトビア、スロベニア、ルーマニアもロシアの航空機が自国の上空を飛行することを禁止する方針だと伝えています。