富士急ハイランド「ド・ドドンパ」事故 第三者委 調査結果公表

山梨県富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」でジェットコースターの利用客が骨折する事故が相次いだ問題で、遊園地が設けた第三者委員会が25日に調査結果を公表しました。「けがの申し出があったあとも運行を継続したことで、安全対策の本格的な検討が遅れた」などとしています。

富士急ハイランドのジェットコースター「ド・ドドンパ」をめぐっては、おととし12月以降、利用客が首などを骨折する事故が相次ぎ、国の事故調査部会などが調査を進めています。

この問題では、遊園地も専門家などによる第三者委員会を設置して再発防止に向けた調査を進めていて、25日に調査結果を公表しました。

調査結果では、
▽利用客からのけがの申し出があったあとも、機器の異常がないことを理由に運行を続けたことで安全対策などの本格的な検討が遅れたほか、
▽行政への報告も遅かったなどと結論づけています。

遊園地は、さまざまな情報の十分な共有が必要だとして、アトラクションごとに安全対策を進める責任者を設置するなどし、対策に取り組んでいくことにしています。

富士急ハイランドの岩田大昌社長は「利用者の安心安全に向けて信頼回復を図るとともに、事故の原因究明に向けて、国の調査に全力で協力していきたい」と話しています。