旅行大手HIS 創業者の澤田氏が社長退任へ 後任に矢田氏

旅行大手のエイチ・アイ・エスは、創業者の澤田秀雄会長兼社長が3月1日付けで社長から退き、後任の社長に矢田素史上席執行役員が昇格する人事を発表しました。

エイチ・アイ・エスは25日に取締役会を開き、3月1日付けで創業者の澤田秀雄会長兼社長が社長から退く人事を決めました。

澤田氏は、1980年に前身となる格安航空券の販売会社を創業したあと、2004年には一度、社長を退任しましたが、6年前から会長兼社長として経営に復帰していました。3月1日に社長を退任したあとは、代表権のある会長などにとどまるということです。

会社は、今回の社長交代の理由について「事業展開を機動的に行い、経営と執行の分離を明確化するためだ。去年明らかになった子会社2社でのGo Toトラベルをめぐる給付金の不正受給の問題とは関係ない」としています。
新しい社長に就任する矢田素史上席執行役員は、広島県出身の60歳。

去年から最高財務責任者も務めています。

会社では、新型コロナウイルスの影響で去年10月までの1年間の決算が過去最大の500億円余りの最終赤字となっていて、新たな社長のもと、低迷する業績の回復に取り組むことになります。