東京都 コロナ 23人死亡 1万1125人感染確認 前週比 約5000人減

東京都内の25日の感染確認は1週間前の金曜日よりおよそ5000人少ない1万1125人でした。また、都は感染が確認された23人が死亡したと発表しました。

東京都は、25日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の1万1125人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の金曜日よりおよそ5000人減りました。

25日までの7日間平均は1万1794.3人で前の週の80.9%でした。
7日間平均が前の週を下回るのは14日連続です。

確認された1万1125人の年代別は
▼10歳未満が1939人、
▼10代が1319人、
▼20代が1555人、
▼30代が1936人、
▼40代が2000人、
▼50代が1007人、
▼60代が536人、
▼70代が394人、
▼80代が292人、
▼90代が138人、
▼100歳以上が8人、
▼年代が分からない人が1人となっています。
65歳以上の高齢者は1037人で全体の9.3%でした。

感染経路が分かっているのは4326人で、このうち「家庭内」が2971人で最も多く、全体の68.7%でした。次に多い「施設内」は21.4%にあたる925人でこのうち▽保育園と幼稚園で合わせて276人、▽小学校で201人、▽高齢者施設で199人の感染が確認されました

これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、25日の時点で24日より2人減って79人でした。

また、都は、感染が確認された50代から100歳以上の男女合わせて23人が死亡したと発表しました。23人のうち感染経路が分かっている人では、院内感染が6人と最も多く、高齢者施設などで感染した人が5人でした。また23人のうち少なくとも17人は基礎疾患がありました。