3回目接種 東京都 大規模接種会場での対象拡大 若者専用会場も

3回目のワクチン接種を加速させるため東京都は今後、大規模接種会場での接種の対象を拡大するとともに、若者専用の会場も設け、一日当たり2万回の接種を実現したいとしています。

都によりますと都内では23日までに、18歳以上の人口の19.6%に当たる234万人余りが3回目のワクチン接種を受けています。

都はさらに接種を加速するため、新宿にある都庁の南展望室など、教育や福祉の関係者といったエッセンシャルワーカーを対象にした接種会場のうち5か所で、今後は18歳以上のすべての都民のほか、都内に通勤通学している人も加えます。

また若者専用の接種会場として都立大学の荒川キャンパスと、南大沢キャンパスに18歳から39歳までを対象とした会場を新たに設けます。

さらに立川市に確保した臨時の宿泊療養施設を接種会場に転用します。

都はこうした対応により、一日当たり2万回の接種を実現したいとしています。