「第6波」の死者数 4月までに5500人超と推定 京都大グループ

新型コロナウイルスの「第6波」による死者数は、ことし4月までの累計で5500人を超えるおそれがあるとする推定結果を京都大学の西浦博教授らのグループがまとめました。

24日開かれた厚生労働省の専門家会合では京都大学の西浦教授らのグループが試算した「第6波」による死者数の最新の推定結果が示されました。

グループでは2月中旬までのデータで計算した新型コロナの年代ごとの致死率と今後の感染状況の試算を組み合わせて流行の「第6波」での累計の死者数を推定しました。

その結果、去年12月からことし4月23日までに推定される新型コロナによる死者数は、
▽40代と50代で合わせて174人、
▽60代で464人、
▽70代で886人、
▽80代以上で3993人で、
合わせて5517人に上る見込みになったということです。

今回の試算には、ワクチンの3回目の接種などの効果は含まれていないということです。

仮に今月中に高齢者の60%が3回目の接種を終える場合を計算すると、高齢者の死亡を295人減らすことが期待できるという結果になったということです。

推定される累計の死者数は、先週公表された計算結果より1100人余り増えていて、西浦教授は「新規発生の患者数が高止まりする傾向にある。その影響で死者数の予測値も増加した」とコメントしています。