1月のデパート売り上げ 4か月連続増も コロナ前水準に回復せず

全国のデパートの1月の売り上げは、前の年の同じ月を15%余り上回り、4か月連続で増加しました。冬物衣料や宝飾品をはじめとする高額品の販売が好調でしたが、国内で新型コロナの感染者が出始めた2年前の同じ月の水準には依然回復していません。

日本百貨店協会によりますと、全国のデパート189店舗の1月の売り上げは、既存店どうしの比較で、前の年の同じ月を15.6%上回りました。

売り上げの増加は4か月連続です。

1月は、まん延防止等重点措置が出されるなど、外出自粛の動きが一部で広がったものの、気温が低めで冬物のコートやニットなどを中心とした衣料品のほか、宝飾品や時計をはじめとする高額品の販売が好調だったということです。

ただ、国内で新型コロナの感染者が出始めた2年前の同じ月との比較では、売り上げが18.8%落ち込んでいて、依然、コロナ前の水準には回復していません。

日本百貨店協会は「感染の急拡大で、客数が前の年より減少に転じる店も出始めるなど、再び足踏み状態だ。ワクチン接種や治療薬の普及などを通じ、新生活に向けた需要が高まる春までに感染状況が落ち着くことを期待する」としています。