東京都 新型コロナ 14人死亡 1万169人感染 前週より約7700人減

東京都内の24日の感染確認は1週間前の木曜日よりおよそ7700人少ない1万169人でした。
また、都は高齢者施設で感染した5人を含む14人が死亡したと発表しました。

東京都は24日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の1万169人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

1週間前の木曜日よりおよそ7700人減りました。

24日までの7日間平均は1万2509.1人で前の週の83.8%でした。

7日間平均が前の週を下回るのは13日連続です。

濃厚接触者で症状があり、医師の判断で検査を行わずに感染と診断された「特例疑似症患者」は403人でした。

24日確認された1万169人の年代別は、
▽10歳未満が1958人、
▽10代が1368人、
▽20代が1468人、
▽30代が1672人、
▽40代が1636人、
▽50代が927人、
▽60代が448人、
▽70代が326人、
▽80代が258人、
▽90代が107人、
▽100歳以上が1人となっています。

65歳以上の高齢者は865人で全体の8.5%でした。

感染経路が分かっているのは4227人で、▽このうち「家庭内」が2909人で最も多く、全体の68.8%でした。

次に多い▽「施設内」は21.6%にあたる915人で、▼このうち保育園と幼稚園で合わせて292人、▼高齢者施設で230人、▼小学校で191人の感染が確認されました。

また、自宅で療養中の人は9万2845人で、これまでで最も多くなりました。

これまでの都の基準で集計した人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は、24日時点で23日より1人増えて81人でした。

また、都は、感染が確認された50代から90代の男女合わせて14人が死亡したと発表しました。

14人のうち、感染経路が分かっている人では、▽高齢者施設で感染した人が5人と最も多く、▽家庭内で感染した人が2人でした。

また、14人のうち少なくとも8人は、基礎疾患がありました。