原油市場 先物価格上昇 ロシアからの供給滞りへ懸念強まる

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受けて、原油市場では、産油国ロシアからの供給が滞ることへの懸念が強まり、原油の先物価格が上昇しています。

国際的な原油価格の指標のひとつであるニューヨーク市場のWTIの先物価格は、一時、1バレル=99ドル台まで上昇しました。

これは2014年7月以来7年7か月ぶりの高値です。

またロンドンの市場で取り引きされている北海産のブレント原油の先物価格は、2014年9月以来、7年5か月ぶりに1バレル=100ドルを超えました。