外車の販売価格引き上げ相次ぐ 原材料や輸送コスト上昇が背景

原材料価格の高騰や輸送コストの急激な上昇でさまざまなモノが値上がりする中、自動車業界では外車の販売価格を引き上げる動きが相次いでいます。

このうち
▽フォルクスワーゲンはことし4月から「Golf」をはじめ国内で販売するほとんどの車種で平均でおよそ2%値上げします。対象となる車の多くは去年10月にも平均で1.5%程度価格を引き上げたばかりです。

▽グループのアウディも4月から多くの車種で2%程度値上げします。

また
▽プジョーやシトロエンを展開する「グループPSAジャパン」がことし1月にほぼすべての車種で平均およそ3.3%の値上げに踏み切ったほか
▽メルセデス・ベンツなど他のメーカーも去年、一部の車種の価格を引き上げました。

各社は鉄や貴金属など原材料の価格が急激に上昇していることや、原油価格の高騰による輸送コストの上昇が値上げの理由だとしていて、上昇分を販売価格に転嫁する動きが相次いでいます。

一方、日本の自動車メーカーは価格競争が激しいことなどから国内では原材料の価格高騰を理由にした値上げは行っていませんが、今後検討するとしているメーカーもあります。

外車の値上げは車種によっては10万円を超えるものもあり、今後の車の需要に影響することも懸念されます。