大阪府 オミクロン株「BA.2」13人の感染確認 3人は市中感染か

大阪府は新型コロナへの感染が確認された患者についてゲノム解析を行った結果、これまでに13人が、オミクロン株の一種で感染力がさらに高いと指摘されている「BA.2」と呼ばれるウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
このうち3人は感染経路が分かっておらず、市中感染とみられるということです。

「BA.2」はオミクロン株の一種で、現在、流行の主流になっているものとは異なる系統のウイルスで、国内では兵庫県や東京都などでも確認されていました。

これについて、大阪府の吉村知事は22日、記者団に対し、新型コロナへの感染が確認された府内の患者3000人余りを対象にゲノム解析を行った結果、21日までに合わせて13人の感染が確認されたことを明らかにしました。

このうち、今月16日から18日の間に確認された3人は、海外渡航歴がなく、感染経路が分かっておらず、市中感染とみられるということで、吉村知事は「今後、市中感染が広がる可能性が高いと認識している」と警戒感を示しました。

一方、吉村知事は国から医師や看護師らの派遣を受けて、大阪市内のホテルに開設した高齢者用の臨時の医療施設について、21日から24時間体制の本格運用を始めたことを明らかにしました。

また、数日中に高齢者専用の宿泊療養施設2か所の運用も開始し、3つの施設合わせて600床で高齢の患者の受け入れを進めていく方針も公表しました。

吉村知事は「高齢者に早期治療を行うことで重症化を防ぐとともに、一度入院した人の退院後の受け入れ先としても活用することで、病床のひっ迫を防ぎたい」と述べました。