中国 王毅外相 ウクライナ情勢めぐり 対話を呼びかけ

中国の王毅外相は、ミュンヘン安全保障会議にオンラインで出席しました。

王毅外相はウクライナ情勢をめぐって「ウクライナを大国の対立の最前線にしてはならない」と述べ、関係国に対し対話による解決を呼びかけました。

また、王外相はNATO=北大西洋条約機構について「冷戦時代の産物だ」と指摘したうえで、「NATOの拡大は、ヨーロッパの平和と安定を維持し、長期的な安定を実現させることにつながるだろうか」と述べ、ロシア側の安全保障上の懸念が尊重されるべきだという考えも示しました。