共産党 自衛隊や天皇制への考え方解説冊子作成 参院選に向け

夏の参議院選挙に向けて、共産党は自衛隊や天皇制を「すぐになくしたり、廃止したりすることは考えていない」などとする党の考え方を解説した冊子を作成しました。

共産党は去年の衆議院選挙で議席を減らした要因の1つに安全保障や天皇制など党の政策に対する誤解があったと分析し、夏の参議院選挙に向けて、党の綱領や考え方を解説した冊子を作成しました。

この中では、党の綱領で「解消に向かって前進をはかる」としている自衛隊について「いますぐなくそうなどと考えていない。将来、アジアが平和になり、国民の圧倒的な多数が『軍事力がなくても安心だ』と考えたときに、はじめて憲法9条の理想にむけてふみだそうと提案している」としています。

また、天皇制について「与党になった場合、廃止することは絶対にしない。続けるかなくすかは、あくまで憲法にもとづいて国民の総意にゆだねるというのが方針だ」と説明しています。

そして、野党共闘による政権交代が実現した場合は「日米安全保障条約や自衛隊など、ほかの野党と意見の違う問題を政権には持ち込まない」と強調していて、共産党としては今回の冊子を通じて党の政策などへの理解を浸透させたいとしています。