スピードスケート全日程終了 日本は高木美帆の活躍でメダル5つ

北京オリンピックのスピードスケートはすべての日程を終了し、日本はオールラウンダーの高木美帆選手の活躍が光り、合わせて5つのメダルを獲得しました。

スピードスケートは、今月5日の女子3000メートルから19日の女子マススタートまで、北京オリンピックのすべての日程を終えました。

このうち、北京オリンピックの日本選手団の主将を務める高木美帆選手は、短距離の500メートルから長距離の3000メートルまでの4つの個人種目と、団体パシュートの合わせて5種目に出場し、
▽1000メートルで金メダル、
▽500メートル、
▽1500メートル、
▽女子団体パシュートで銀メダルを獲得しました。

1つの大会で4つのメダル獲得は冬のオリンピックの日本選手で最多で、通算7つとなったメダルの獲得数も夏と冬のオリンピックを通じた日本の女子選手の最多記録を更新しました。

高木選手はスケーティング技術が高く、序盤の加速力もあるほか、後半もスピードが落ちないことから短距離から長距離まで対応でき、世界屈指のオールラウンダーとしての力を発揮しました。
また、個人種目では男子500メートルで初出場の大学生、森重航選手が銅メダルを獲得するなど、新たな選手が台頭しました。

団体種目の女子団体パシュートでは、決勝でカナダに敗れて2連覇を逃したものの銀メダルを獲得し、高木美帆選手と姉の菜那選手、それに佐藤綾乃選手が世界一美しいと言われる隊列で高い実力を示しました。

一方、前回大会の女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒選手は、500メートルと1000メートルに出場しいずれも精彩を欠く結果でしたが、右足首のけがを抱えながら滑りきりました。

また、女子マススタートで2連覇を期待された高木菜那選手は、転倒もあって準決勝で敗退し、厳しいレースとなりました。

スピードスケートでは金メダル3つを含む史上最多の6つのメダルを獲得した前回大会を越える、複数の金メダルを含むメダル7つを今大会の目標に掲げていました。