NYダウ 3営業日連続下落 ウクライナ情勢への警戒感で売り注文

18日のニューヨーク株式市場は、ウクライナ情勢の先行きへの警戒感から売り注文が出て、ダウ平均株価が3営業日連続の値下がりとなりました。

18日のニューヨーク株式市場は、ウクライナ情勢の先行きへの警戒感から売り注文が出て、ダウ平均株価は一時、300ドルを超える値下がりとなりました。

終値は、前日に比べて232ドル85セント安い、3万4079ドル18セントでした。

ダウ平均株価の値下がりは3営業日連続で、値下がりの幅は3日間で900ドルを超えました。

IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も1.2%下落しました。

市場関係者は、「ウクライナ情勢をめぐって、米ロ外相会談が来週後半にも行われる見通しとなったこともあって、市場で懸念が強まる展開にはならなかったものの、先行きへの警戒感は根強く、アメリカでの3連休を前にひとまず売り注文を出す投資家が多かった。当面はウクライナ情勢の行方が株価を左右しそうだ」と話しています。