共通テスト不正事件 女子大学生「去年も同じ手口で不正した」

先月行われた大学入学共通テストの問題が試験中に撮影されて外部に送られ不正が行われた事件で、関与を認めた19歳の女子大学生が「去年も同じ手口で不正をした」と話していることが関係者への取材で分かりました。
不正を手助けしたとして書類送検された20代の会社員が去年も関与した疑いがあるということです。

先月15日に行われた大学入学共通テストのうち、世界史の問題用紙が試験中に撮影されてインターネットを通じて外部に送られ、家庭教師を紹介するサイトで知り合った東京大学の学生などが事情を知らずに解答していました。

その後、大阪府内に住む19歳の女子大学生が、香川県内の警察署に出頭して関与を認め、さらにシステムエンジニアの20代の男性会社員が不正を手助けしていたことが分かり、警視庁は2人を偽計業務妨害の疑いで書類送検しました。

いずれも容疑を認めているということですが、女子大学生が「去年も同じ手口で不正をした」と話していることが、関係者への取材で新たに分かりました。

ことしと同じ会社員が去年も手助けをして、報酬を受け取っていた疑いがあるということです。

関係者によりますと、女子大学生は「アナウンサーを目指していて、東京の有名大学にどうしても入りたかった」などと話しているということです。

今後、女子大学生については家庭裁判所が、会社員については検察が処分などについて判断する見通しです。