新型コロナに感染 1週間の死者 約9割が70代以上 厚労省

15日までの1週間に新型コロナウイルスに感染して自治体から国に死亡が報告された人のうち、およそ9割が70代以上だったことが厚生労働省のまとめで分かりました。

15日までの1週間に発表された死者の数はNHKのまとめで全国で合わせて1143人で、17日は一日の発表としてはこれまでで最も多い271人となりました。

※同じ期間に自治体から厚生労働省に報告された死者は960人で、このうち70代以上が全体のおよそ9割を占めていることが分かりました。

年代別に見ますと、
▽90代以上が29.4%、
▽80代が43.2%、
▽70代が18%、
▽60代が5%、
▽50代が2.8%、
▽40代が0.9%、
▽30代が0.4%、
▽20代が0.2%、
▽10代と10歳未満はいずれも0人となっています。

政府によりますと、65歳以上の高齢者の3回目のワクチンの接種率は16日時点で29.4%で、厚生労働省は2回目の接種から6か月がたった希望者への接種を急ぐよう自治体に呼びかけています。

※国への報告人数と日々の自治体発表にずれがあります。

※割合は四捨五入のため、合計は100%になりません。