噴火で漂着した軽石を活用 コンクリートブロックに 岐阜の会社

小笠原諸島の海底火山の噴火で漂着した大量の軽石を使って、コンクリートブロックを製造する取り組みが始まっています。

去年8月、小笠原諸島の海底火山から噴出した大量の軽石は、沖縄県などに流れ着きました。

こうした軽石を活用しようと、岐阜県関市に本社があるコンクリート製造会社は、沖縄県与那原町の港に漂着した軽石を使って、コンクリートブロックを製造する取り組みを去年12月から始めています。
移動式のコンクリートミキサーを与那原町の港の近くに持ち込み、集めた軽石を砂利に代わる材料として、セメントなどと混ぜる独自の技術を用いているということです。

現地の港には軽石が山積みになっていて、会社ではコンクリートブロックを海に沈めて、魚礁として活用できないか、地元の漁業協同組合とともに沖縄県に提案しているということです。

漂着して回収された軽石は、先月の時点で沖縄県だけでもおよそ2万立方メートルに上っていて、軽石の新たな処理方法として注目されます。
コンクリート製造会社の山下宗徳専務は「コンクリートをその場で製造できるのがメリットで、魚礁として海に返すことで有効活用につながると思う」と話しています。