【動画】コロナ禍でも明るく カラフルな氷のドーム 北海道
新型コロナの影響が長引くなか、地域を明るくしようと、北海道の美瑛町で、地元の人たちが色のついた氷のブロックを積み上げてドームを作りました。
この氷のドームは、町内の洋菓子店の敷地内に作られ、直径がおよそ4メートル、高さがおよそ3メートルあります。
絵の具を溶かした水を2週間かけて凍らせておよそ400個の氷のブロックを作り、地元の人たちおよそ40人で1週間ほどかけて積み上げたということです。
ドームの中に入ると、壁一面の氷が差し込む光で水色や紫色、緑色といったカラフルなステンドグラスのように見えます。
氷のドームには新型コロナの影響が長引くなか地域を明るくしたいという思いが込められていて、制作に関わった洋菓子店の鴻野遙さんは、「コロナ禍で多くのイベントが中止される中、少しでも喜んでもらえたらうれしいです」と話していました。
氷のドームは今月22日ごろまでは氷がとけず、今の状態で楽しめるということです。
毎日午後5時から翌朝まではライトアップされ、日中とはひと味違った幻想的な氷の世界を楽しむことができるということです。
(動画は25秒、データ放送ではご覧になれません)