全国のクラスターなどの数 過去最多を更新 14日までの1週間

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、14日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどは合わせて1227件にのぼり、過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめでわかりました。
特に高齢者施設は455件と前の週から大幅に増加し、4週連続で過去最多となりました。

厚生労働省は毎週、報道などをもとに自治体がクラスターと認定した事例や2人以上が感染した事例をまとめています。

それによりますと14日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどは合わせて1227件で、前の週から106件増加し、過去最多となりました。

最も多かったのは「高齢者福祉施設」で、前の週から139件増えて455件となり、4週連続で過去最多を更新しました。

「医療機関」では前の週から20件増加し155件、
「障害者福祉施設」でも前の週から16件増加し57件で、いずれも過去最多となりました。

一方「学校・教育施設等」は、前の週から24件減少し303件でした。

また、保育所などの「児童福祉施設」では前の週から27件減って167件となりました。

このほかでは、
「企業等」が74件
「飲食店」が8件
「運動施設等」が5件などとなっています。