「大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会」一般部門は中止

2月27日に予定されていた「大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会」について、大会の組織委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて一般ランナー部門の開催中止を決めました。

大会は、東京マラソンに次ぐ規模の「大阪マラソン」と国内で最も歴史があり、オリンピックの代表選考レースなどとして行われてきた「びわ湖毎日マラソン」を統合したもので、2月27日に大阪市内をめぐるコースで開催されることになっていました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療のひっ迫状況を踏まえ、大会の組織委員会は16日、一般ランナー部門の開催中止を決めました。

2万人規模の市民マラソンを開催するのは難しいと判断したということです。

参加料などの取り扱いについては後日、大会のホームページなどで知らせるということです。

一方、国内のトップ選手などが参加し、再来年のパリオリンピックの代表選考会MGC=マラソン・グランド・チャンピオンシップの出場権などを争うエリート部門については開催する予定です。

そのうえで、出場を予定しているおよそ300人の選手に事前のPCR検査などを求めるほか、沿道での応援について自粛を呼びかけるなどの対策を徹底するということです。