政府 石油の国家備蓄の一部 市場放出へ 2度目の入札手続き開始

原油価格が高止まりする中、政府はアメリカのバイデン政権の要請を受けて石油の国家備蓄の一部を市場に放出するため、16日に2度目の入札手続きを始めました。

政府は去年11月、アメリカのバイデン政権の要請を受けて、石油の国家備蓄のうち、国内消費量の数日分を放出することを決めました。

放出は、備蓄のタンクにある古い石油を新しい石油に入れ替える際に、売却の時期を前倒しして、一時的に備蓄量を減らす形で行うことにしていて、16日、売却に向けた2度目の入札手続きを開始しました。

対象は、
▽北海道の苫小牧東部国家石油備蓄基地の、およそ11万キロリットルと、
▽鹿児島市のENEOS喜入基地の、およそ15万キロリットルで、
入札で最も高い価格を提示した企業が購入し、ことし4月20日以降に引き渡されることになります。

政府は一連の売却によって、国内消費量の2、3日分に相当する数十万キロリットルを放出するとしていて、去年12月に行われた1度目の入札の分と合わせると、放出量は、およそ36万キロリットルとなりました。