長野県「まん延防止等重点措置」2週間の延長を国に要請

長野県は、新型コロナウイルスの感染者数が高い水準のまま下がらず、予断を許さない状況が続いているとして、今月20日までとなっている「まん延防止等重点措置」の適用期限を2週間延長するよう国に要請しました。

長野県の阿部知事は16日午後、会見を開き「県民の協力で爆発的な感染拡大に歯止めをかけられたものの、収束に向かっているとは断言できない」と述べ、期間が今月20日までとなっている「まん延防止等重点措置」の適用期限を2週間延長するよう国に要請したことを明らかにしました。

延長となった場合、引き続き県内全域を対象とする方針で、すべての飲食店に対して、営業時間の短縮を要請するほか、商業施設や宿泊施設など、大規模な集客施設に対しては発熱などの症状がある人の入場を禁止する措置を講じることを求めます。

また、集団感染が相次いでいる学校や高齢者施設に対する対策は強化する方針で、その内容は今後、決めるとしています。