中国 生産者物価指数 3か月連続で上昇幅縮小 石炭価格など影響

中国で、企業が製品を出荷する際の値動きを示す先月の指数は、石炭価格の値下がりなどから、上昇幅が3か月連続で縮小しました。

中国の国家統計局によりますと、企業が製品を出荷する際の値動きを示す生産者物価指数は、先月、去年の同じ月と比べて9.1%のプラスとなりました。

依然として高い水準が続いているものの、前の月と比べると上昇幅は1.2ポイント小さくなり、3か月連続で縮小しました。

これは、国内で増産された石炭の価格が値下がりしていることや、不動産業界の不振を受けて建築用資材として使われる鋼材の価格が低下したことなどが要因です。

中国では、国際的な原材料価格の高騰が企業の経営を圧迫し、景気減速の要因となっていますが、このところ生産者物価指数の上昇幅は縮小の傾向が続いています。

一方、家庭で消費するモノやサービスの値動きを示す先月の消費者物価指数は0.9%のプラスで、高騰していた豚肉の価格が値下がりしたことなどから、こちらも上昇幅が前の月より0.6ポイント縮小しました。