キリン 中国での清涼飲料の製造事業から撤退 海外事業を見直し

「キリンホールディングス」は、海外事業の見直しの一環として、中国で清涼飲料を製造・販売する合弁会社の株式を1100億円余りで売却し、現地での清涼飲料の製造事業から撤退すると発表しました。

発表によりますと、キリンホールディングスは清涼飲料などの製造と販売を手がける、中国の飲料大手との合弁会社「華潤麒麟飲料」の保有している株式40%すべてを中国のファンドに売却します。

売却額は10億ドル、日本円でおよそ1150億円で、これにより中国で清涼飲料の製造事業からは撤退することになります。

ただ、引き続き現地の企業による自社ブランドの使用は認め、現地の子会社が行っているビールの製造・販売の事業は継続します。

キリンは、軍によるクーデターが起きたミャンマーで、軍に関係する企業と合弁で運営するビール会社の株式を売却し、市場からの撤退を決めるなど、海外事業の見直しを活発化させていて、今後は、より収益性の高いクラフトビールなどの分野に、海外の経営資源を集中するねらいです。