岡山県「まん延防止等重点措置」2週間の延長 政府に要請へ

岡山県は、今月20日が期限となっている新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置について、16日にも政府に延長を要請することを明らかにしました。

岡山県の伊原木知事は16日朝、臨時の記者会見を開き「新規の感染者数は依然として高い水準で、医療体制も危機的な状況に陥りつつある」として、今月20日が期限となっているまん延防止等重点措置の延長を16日にも政府に要請することを明らかにしました。

岡山県では、まん延防止等重点措置が先月27日から適用され、飲食店に営業時間の短縮などを求めていますが、県内の直近の病床使用率は、50%を超えて厳しい状況が続いています。

伊原木知事は延長の期間について「岡山県は2週間で要望したい」と述べ、延長が決まった場合、引き続き県内全域を重点措置の対象とする方針を示しました。

伊原木知事は「まん延防止等重点措置から離脱すれば、感染がリバウンドする可能性がある。県民には多大な負担をおかけするが、オミクロン株をしっかり抑えていきたい」と話していました。