量子コンピューター開発拠点 国内設置方針 米企業も誘致へ

スーパーコンピューターをはるかに上回る計算能力を持つ量子コンピューター。国際競争に追いつくために経済産業省はアメリカの有力企業などを呼び込み、茨城県つくば市の産業技術総合研究所に新たな研究開発拠点を設置する方針を固めました。

量子コンピューターはスーパーコンピューターで1万年かかる計算を数分で行う能力があるとされています。

新薬の開発や金融機関のリスク計算、航空機の故障原因の分析など近い将来、企業の競争力に結び付く重要な技術になると期待が高まっています。

この分野ではアメリカや中国などが開発を強化しています。

経済産業省は国際競争に追いつくため、アメリカの有力企業などを呼び込み、茨城県つくば市の産業技術総合研究所に新たな研究開発拠点を設置する方針を固めました。

オールジャパンでの開発にこだわったことで国際競争力が低下した半導体での苦い経験を踏まえて、早い段階からアメリカなど海外の先端的な技術をもつ企業との連携強化を目指します。

さらに国内の大手メーカーやスタートアップ企業の人材も集結させて共同で開発を行い、できるだけ早く産業化をはかりたい考えです。