コロナ担当相と大阪府知事が会談 連携した高齢者対策を確認

新型コロナ対策をめぐり、山際担当大臣と大阪府の吉村知事がオンラインで会談し、大阪府内で重症患者などに占める高齢者の割合が高くなっていることを踏まえ、連携しながら高齢者対策に取り組んでいくことを確認しました。

この中で吉村知事は「大阪は医療が非常にひっ迫した状態にある。入院している方や重症の方、亡くなる方はほとんどが高齢者であり、基本的対処方針を高齢者を守ることにより力を入れた内容にしてもらいたい」と述べました。

また、吉村知事は感染が拡大している地域では高齢者施設でのワクチンの3回目接種を今月中に終えることや、医療従事者については濃厚接触者に求める自宅などでの待機を、無症状で検査が陰性であれば解除することなどを要望しました。

これに対し山際大臣は「基本的対処方針で変えなければならないところがあればもちろん変えるが、運用でやれることをまずやらなければならない。吉村知事と相談しながらどんどん取り組みたい」と述べ、大阪府と連携しながら高齢者対策に取り組んでいくことを確認しました。