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米マイクロソフト “出社” 全面再開へ 感染状況が改善傾向
アメリカのIT大手 マイクロソフトが、新型コロナウイルスの感染状況が改善傾向にあるとして、今月28日から従業員のオフィスへの出勤を全面的に再開することを決めました。ただ、在宅勤務が続いたあとではオフィスに戻らない人が多いという見方もあり、アメリカ国内で出社の再開がどこまで広がるか注目されます。
マイクロソフトはこれまで従業員に在宅勤務を勧めてきましたが、14日、アメリカ西部 ワシントン州の本社や、カリフォルニア州のシリコンバレーにあるオフィスなどで今月28日から出勤を全面的に再開すると発表しました。
多くの人がワクチン接種を終え、入院する人や亡くなる人が減少しているためとしています。
再開にあたっては30日間の移行期間を設け、従業員それぞれが上司と相談して対応を決めるとしています。
アメリカでは、IT大手でフェイスブックから社名を変更したメタも、ワクチンの追加接種を義務づけたうえでオフィスへの出勤を来月28日に再開する方針です。
ただ、現地メディアは、在宅勤務が続いたあとでは通勤に時間をかけることを避けたいと考える人もいるため、オフィスを開放しても戻らない人が多いという見方を伝えていて、企業の間で出社の再開がどこまで広がるのか注目されます。