“3回目接種用ワクチン すべて配送できる見通し” ワクチン相

新型コロナワクチンの3回目の接種をめぐり、堀内担当大臣は来月下旬以降、2200万回分のワクチンを追加で自治体に配送すると明らかにしました。これにより、3回目の接種に必要なワクチンのおおむねすべてを配送できる見通しになったということです。

3回目のワクチン接種をめぐり政府は、ことし4月上旬までに対象者に必要な量の、およそ84%にあたる8620万回分のワクチンを自治体に配送するとしています。

これについて堀内ワクチン接種担当大臣は閣議のあとの記者会見で、来月下旬から5月中旬にかけて、ファイザーのワクチン1400万回分と、モデルナのワクチン800万回分の合わせて2200万回分を追加で配送すると明らかにしました。

これによりワクチンの配送量は、すでに示している分と合わせて1億820万回分となり、3回目の接種に必要なワクチンのおおむねすべてを配送できる見通しになったということです。

また堀内大臣は、5歳から11歳の子ども用ワクチン900万回分を4月上旬から追加で配送することも発表しました。

これにより、子ども用ワクチンの配送量はすでに示している分と合わせて対象者のおよそ80%にあたる1190万回分となります。

さらに職域接種用として追加で240万回分の配送が可能になったことも明らかにし、1200万回分が確保されることになりました。