教職員への3回目優先的接種 少なくとも31都府県で今月中に

学校の教職員への新型コロナワクチンの3回目接種について末松文部科学大臣は、少なくとも31の都府県で、今月中に大規模接種会場などで優先的に接種が行われるという見通しを示しました。

新型コロナワクチンの3回目の接種について文部科学省は、子どもたちの学びの保障を継続する観点から、2回目の接種から6か月以上経過した学校の教職員ができるだけ早く3回目の接種を受けられるよう教育委員会などに呼びかけています。

これについて末松文部科学大臣は閣議のあとの記者会見で、東京都や長野県など14の都県で、教職員への優先的な接種が大規模接種会場などですでに行われているほか、神奈川県や京都府など17の府県でも今月中に優先的に接種が始まるという見通しを示しました。

そのうえで末松大臣は「今後、市町村も含めた自治体の取り組み状況を調査し状況に応じて個別の働きかけを行うなど、必要な対応を行っていく」と述べました。