「カバが逃げ出した」東山動植物園で避難や捕獲の訓練 名古屋

名古屋市の東山動植物園で飼育されている動物が逃げ出したという想定で、避難や捕獲の手順を確認する訓練が行われました。

名古屋市千種区の東山動植物園では、ライオンやサイなどおりの外に出ると危険な動物も飼育されているため、定期的に動物が逃げ出したという想定で訓練を行っています。

14日は倒木によって壁が壊れて、小型のカバ「コビトカバ」1頭がおりの外に逃げ出し、園内を歩き回っているという想定で訓練が行われました。

カバにふんした職員が園内に逃げると、参加者たちは来園客に避難を呼びかけるとともに、カバが逃げないよう周囲に大きな網を張りました。

飼育担当者によりますと「コビトカバ」は一般的なカバより小さくふだんは草食でおとなしいですが、不安を感じると人間を襲うこともあるということです。

参加者たちは網を張りながらカバを園の隅の区画に追い込み、担当の獣医師が麻酔銃を撃つ動作をしたあと、カバが眠ったことを確認して捕獲にあたっていました。

動物の飼育を担当する江口雄作さんは「シミュレーションどおりに進めることができた。そもそも逃げ出すようなことがないよう万全を期しているが、万一に備えていきたい」と話していました。