NY原油先物価格 一時95ドル台に上昇 ウクライナ情勢への懸念で

週明け14日のニューヨーク原油市場では、ウクライナ情勢への懸念が一段と強まっていることを背景に、国際的な原油の先物価格が一時、およそ7年5か月ぶりに1バレル=95ドルを超えました。

ニューヨーク原油市場では原油価格の上昇傾向が続いていて、14日、国際的な指標となるWTIの先物価格が、一時、1バレル=95ドルを超えました。

1バレル=95ドル台をつけるのは、2014年9月以来、およそ7年5か月ぶりです。

価格高騰の背景には、ウクライナ情勢をめぐり、アメリカやオーストラリアなどがウクライナの首都キエフにある大使館の職員の退避を決めたことなどから、産油国であるロシアがウクライナへの侵攻に踏み切るのではないかという懸念が一段と強まっていることがあります。

WTIの先物価格は新型コロナの変異ウイルス、オミクロン株への警戒感から去年12月の初めには一時、62ドル台まで下落していましたがその後、上昇に転じ、2月3日に1バレル=90ドル台をつけていました。

高騰が続けば、日本国内のガソリン価格など暮らしへの影響が懸念されます。

市場関係者は「当面の焦点はウクライナ情勢で、緊張が続いている間は原油価格の上昇傾向に歯止めがかからないのではないかという見方も出てきている」と話しています。